Business事業内容
Facility Maintenance Business
for National Oil Storage Vessels
白島国家石油備蓄関連ビジネス
国家プロジェクトである原油貯蔵船8隻の建造当時から深く関わってきており、白島国家石油備蓄基地操業開始から今日まで、船舶で培った高度なメンテナンス技術を幅広く展開し、貯蔵船設備の維持管理に大きく関わっています。
2000年には、品質マネージメントシステムの国際規格であるISO9001(2017年にISO 9001 2015版対応)の認証を取得し、原油貯蔵船の保全管理業務にて継続的に運用することで品質向上を図り、お客様のニーズにお応えしております。
主な取扱業務
(1)保全管理業務
- ①貯蔵船定期点検業務
原油の貯蔵が安全かつ安定して行われ、原油受払いがいつでも行えるよう、貯蔵船の各設備を常に健全な状態に保つため、機器の点検・開放整備を行っています。
- ②塗装維持管理工事
貯蔵船の塗装維持管理は、原油積載船上での作業であり、火気厳禁ですので火花が発生する工具類は使用できません。
工具類を使用した大掛かりな補修は行えないため、発錆・塗装劣化の初期段階において部分的に塗装補修を行う必要があり、刷毛やローラーを使った手作業で塗装補修を行っています。
(2)中・長期にわたる保守・保全に関する新技術、経済性の検討業務
今後、貯蔵船を長期に亘り維持管理するため、設備・構造物の老朽化、部品の故障・生産中止に伴い、新技術を含めて機器設備更新・部品代替品を調査検討し、提案を行っています。
(3)貯蔵船(70万kL/隻)を空船にして施工する、原則5年ごとの泊地内検査工事の施工全般にわたる管理業務
通常は造船所で行う定期検査工事ですが、白島では造船所へ回航することなく泊地(アフロート)で行うため、新たな仮設設備の設置、クレーン台船搬入、重機設置等々の大掛かりな工事について、白島石油備蓄要員のサポート役として管理監督する業務を行っています。
お問い合わせ先
貯蔵船技術部
TEL 03-6367-5430FAX 03-6367-5521