Interview これまでの経験や
知識を必ず活かせる
2021.12 キャリア採用 水素ビジネスデザイン部 福永 穂香

転職の経緯について教えてください

私は英語が好きだったこともあり大学では英語学を専攻していました。在学中の留学をきっかけにCAになりたいと思ったため、卒業後は香港の航空会社に就職し、CAとして二年間勤めましたが、コロナの影響で働き続けることが厳しい状況になりました。周りでも転職の動きが増えていたことから、「これを機に全く違う職種にチャレンジしてみたい」と考えるようになり転職活動を始めました。
船の業界に関心を持つようになったのは香港で勤めていた頃です。独りで海外にいると、どうしても日本のものが恋しくなるのですが、そんな時は輸入品に助けられていました。海の近くにある自宅で、毎日船を見たり汽笛の音を聞いたりしているうちに「私たちの生活に必要なものを世界に運んでくれるのは船なんだ」と感じ、自分の生活に結びついている船の業界に関心を持ちました。
入社選考の際は人事担当者の方がとても親切にしてくださいました。中には同じ業界出身の方や中途入社の方がいらっしゃって、私の話に共感してくださったり、応援してくださったりとたくさんのお心遣いをいただいたことを今でも覚えています。また、ホームページに載せられた久篠さんのインタビュー記事を拝見し、女性もバリバリ活躍できる環境という印象を受けたことや、オフィスも素敵で働きやすそうだと感じたことなどが入社を決めた理由です。

入社後、ギャップを感じたことはありますか

私は海事系の学校を卒業したわけでもなく、全く違う業界から転職してきたこともあり、はじめの頃は船に関する専門知識がないままこの仕事をやっていけるか不安でした。しかし入社してみると、思っていたよりも私と同じ境遇の方が多くいらっしゃいました。あらゆる業界出身の方々が中途採用で入社し活躍されています。専門知識がなくても、商船三井グループで実施している研修プログラムを受けられますし、希望すればオンライン研修の参加や本の購入も可能です。社員が自発的に勉強できる社風ですね。

英語スキルについて教えてください

日々の業務では英語の契約書を確認したり、海外の取引先とメールをやり取りしたりするため、これまで学んできた英語力を活かすことができます。今後は海外の取引先とミーティングをする機会もあると思い、会社から希望者に支給される英会話のテキストを利用し、勉強しています。

職場の雰囲気を教えてください

部署を問わずコミュニケーションが取りやすい職場だと思います。
オフィスがフリーアドレスなので、別の部署の方の隣で仕事ができたり、ランチをご一緒したりと、他の部署の方との交流も多いです。他にも、ブラザーシスター制度により、異なる部署に所属する30代の先輩方が20代の若手に指導役としてつき、月に一度1on1ミーティングを実施したり、ランチに誘ってくださったり、複数人で「ファミリー会」と呼ばれる食事会をすることもあります。これらの機会を通して、仕事に関することやその他の悩みなどを相談しています。特に先輩が忙しい様子で声をかけるのが憚られる状況では、コミュニケーションをとれる場が制度によって与えられているのは本当にありがたいです。

今後の目標を教えてください

目下の目標は与えられた仕事を円滑に進めることです。長期的な目標としては、プロジェクトを推進する力を身につけ、時には一歩前に出てプロジェクトのメンバーをリードしたり、会議をスムーズに進行したりすることで、当社とプロジェクトメンバーの双方にとって良い結果を導きだせるようになりたいと考えています。
入社してからこれまで、困ったときは周りの先輩方が常に助けてくれました。私も同じように後輩を支えていけるような先輩でいたいと思っています。

中途入社を考えている方に向けてメッセージをお願いします

現在の水素ビジネスデザイン部での仕事は、船舶関連だけではなく、マーケティングや金融など様々な業界と関わるので、私のように異なる業界からの転職であってもこれまでの経験や知識を必ず活かせます。
私も英語力はもちろん、周囲への気配りや話し方などのコミュニケーション力など、前職時代に体得したことを少しずつでも生かせるよう努力しています。
専門知識がないからと諦めるのではなく、これまで培った経験を基にいかに貢献できるかを常に考えることがポイントだと思います。